2017年12月13日水曜日

リースのブローチ

12/5のこと、京都のPrinzの中にある小さな雑貨店、franboise(フランボワーズ)でワークショップを行いました。
今回は基本の編み方でリボンを編み、それを成形してリースのようなブローチを作ります。糸はそれぞれのお好きなものをお選びいただいて。



こつこつ、こんこん、とボビンを鳴らしながら編み進めていきます。
みなさん、初めてのボビンレースでしたが、完成した時はキラキラの笑顔。
こちらもぽっと暖かい気持ちになりました。
ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。

出来上がったブローチ↓





2017年11月26日日曜日

4年ぶりのワークショップ


木々が鮮やかに色づいて冬の匂いがし始めているこのごろ、クリスマスの気配に子供と一緒にそわそわ わくわくしています。

そんな折、ご縁がありボビンレースのワークショップをすることになりました。
前回のワークショップはいつだったかしら、と振り返ると なんと4年も前でした。
長いこと冬眠していたようですね。

場所は京都のプリンツの中にある、framboiseにて。
framboiseさんは、生活にまつわるものから ぬくもりのある子供のおもちゃ、ヨーロッパのアンティークなどを扱う素敵なショップです。
Rukamaのアクセサリーもご覧いただけます。


今回のワークショップでは、小さなブローチを作りたいと思います。
日時:12/5 (tue)  11:00〜15:00ごろ
場所:Prinz 京都市左京区田中高原町5
    http://www.prinz.jp/


framboiseさんのインスタグラムで、素敵に書いて頂いています。
以下 全文です。


Rukama
●チェコの伝統
ボビンレース編みで
まるいブローチを編もう●
2017.12.05tue 
11:00-15:00
3500円  5名
お茶おやつ付き🍪
場所 
左京区プリンツ内 framboise
彼女の名刺をみたとき
あまりに私のお店の名刺と似ていて
お互いにびっくりと
縁を感じずにはいられませんでした
その縁◯から
こんな貴重なレース編みを
教えてくださることに
是非貴重な機会にどうぞ◯
予約は
レース編みの中でも
幾つものボビンを使ったレースは
その細やかさが職人の熟練の技とされ、
作成に膨大な時間を使うことから、
どんどんと希少な存在に
アンティークレースや、
ヨーロッパ各地の
一部愛好家により
アンティークレースと
同等の技術で作成される
非常に高価なレースは「糸の宝石」💫✨
とも呼ばれているそう
わたしも何度も渡欧の間に素晴らしいレース達と出会いました
当時の人々の装飾品とされていたもの
今も変わらずに
わたし達をその美が
甘美な気持ちにさせてくれます
フェルメールや様々な画家の作品にも編んでいるところがでてきますよね
きっと編んでいく時間もまた
その甘美な世界に
浸れることでしょうね〜

2015年7月13日月曜日

ゆるりと再始動

長い長いお休みの間、レースからすっかり離れていました。
道具もしまいこんで、名刺を持ち歩くことも忘れ、ホームページがあることもお仕事のことさえも忘れ、このまま時が過ぎて おばあさんになってゆくのだろう、と思っていました。

そんな折にご縁があり、ボビンレースのレッスンをさせて頂くことになりました。
レッスンをするにあたって、テクニックをひとつひとつ再確認。
久しぶりにボビンに向き合うことで気持ちがすぅっとして初心に戻ります。
編み始めてみると、手は覚えていました。スルスルと以前と同じように編み目が歪むことなく編まれてゆきます。
ボビン同士がぶつかる音、糸が交差する様、きちんと並んだピン、ゆっくりと現れる文様。
レースを編むってなんて楽しいんだろう、もっともっと編んでいたいなぁ。ボビンレースを始めた頃に抱いた気持ちを思い出し、それと同時にそう思えるきっかけを頂いたことをとても有難く思いました。
まだまだ まとまった時間を取れずスローペースですが、少しずつ、一歩ずつ、編んでいきたいです。


2014年2月4日火曜日

お知らせ

私事で恐縮ですが、今月に出産を控えしばらく制作をお休みさせて頂きます。
再開の目処が立ちましたらまたこちらでご案内致します。
また、お休みの間もメールの対応はできますので何かございましたら
rukama.lace@gmail.comまでご連絡ください。

よろしくお願い致します。

ワークショップを振り返って

12月25日のお昼にワークショップを行いました。
以前からご要望も頂いていたワークショップですが、道具を用意することがネックになってしまい なかなか開催することができずにいました。
今回、展示をするにあたって空櫁の五井さんから提案を受け
では挑戦してみよう、という気持ちになりました。

1番の悩みの種はレースを固定するクッサンと呼ばれる台。
ヨーロッパで広く親しまれているボビンレースは道具も各国によって様々です。
平たいクッサンを使うベルギーやオランダやイギリス。
私が学んだチェコでは俵型の台を用います。
こちらが私の台。レース仲間とは、これを枕と呼んでいます!


さてさて、枕をどうやって作るのか、、、
俵型の筒の中にはおがくずが詰まっています。おがくずを調達することから始まり、
カバーを縫い、おがくずをこれでもかと詰め込んでいるのが下の写真。
ぎゅうぎゅうに詰め込むとカチカチの使いやすい枕になるのです。


そしてカバーをつけて完成! 5つ作りました! 次の日は腰痛に!

当日はお天気もよく、ぽかぽか陽気の中5名の方々が集まって下さりました。
みなさんボビンレースは初挑戦でしたが、手先が器用でとっても集中してさくさくと編まれておられました。幅1cmほどのレースのリボンを編み、それをブローチやピアスへと形を作って完成です。


制作は夕暮れまで続き、できあがった物をお土産に。
不覚にも完成した作品の写真を撮り忘れてしまった、、、
またの機会に開催できたら、と今から計画中です。

2014年2月3日月曜日

振り返って

大変遅くなってしまいましたが、
空櫁での贈り物展にお越し下さった皆様、気にかけて下さった皆様、
つたないブログを見て下さった皆様、ありがとうございました。

奈良で初めてお披露目できたこと、初めてワークショップを開催できたこと、
大変勉強になりました。
今後のあり方について、思うところがたくさん見つかった展示会となりました。
空櫁の五井さんが撮ってくださった美しい写真とともに振り返りたいと思います。





ボビンレースの実演では、多くの方に興味を持って頂けたようでした。
かわいい道具をお見せできるのも実演ならではの楽しみです。


こちらは つづる、さんのケーキと久保田農園さんの和紅茶。
陽の当たる部屋でお庭を眺めながらお茶を頂く贅沢なひととき、、、

次のブログではワークショップを振り返りたいと思います。
どうぞお付き合いください。



2013年12月8日日曜日

展示情報の訂正と空櫁blog

19日から空櫁で始まる、贈り物展vol.2
展示情報に誤りがありましたので以下のとおり訂正致します。
冬期のため、17:00までとなりますのでご注意ください。


12 月19日 木曜日 〜 1月5日 日曜日
11:00〜17:00(会期中 火曜日 休)

陶 器  生形由香 二川 修
硝 子  井上美樹  

ボビンレース Rukama



また、空櫁のブログにてRukamaの作品や制作の背景など詳しく書いて
頂きましたのでここに転載致します。
素敵な写真を撮って頂きました。

Rukama 里見香奈子さんのこと

12月19日(木)より始まります「贈り物展 vol.2」に
参加して頂くボビンレース作家、Rukamaの里見香奈子さん。

東京で玩具メーカーに勤務後、渡チェコ。
ボビンという木の道具を使って編むボビンレースに出会い
日本語学校の教師として働く傍ら、
チェコのおばおちゃんに技術を教わりました。
気の遠くなるような細かい作業、
息を凝らして手先を動かす感覚に魅了されたのでした。











「Rukama」は、チェコ語で "by hand"という意味。
とても儚げで繊細なレース。
それだけに制作には時間と根気が必要です。手仕事の中の手仕事と呼べるかもしれません。












香奈子さんの作業机の引き出しにきれいに整頓されたチェコ製の糸たち。
お花をモチーフにブローチやアクセサリーを制作されています。Rukamaのアクセサリーを身につけると春の風が吹いたよう。ふんわりと優しい気分に包まれます。















今回、Rukamaの香奈子さんによるボビンレースのワークショップを開催致します。制作後に出されるお手製、チェコのクリスマスお菓子も楽しみです!レース制作にご興味のある方は下記をクリック下さい。



ボビンレースのワークショップ

http://soramitsuu.exblog.jp/